昔の自分

昨日は、久々に大学時代の早稲田の後輩二人と飲んだ。
昔の自分の方が、「徹の精神」を持っていたのだなぁと、思い出させてもらった。


何に躊躇しているのか、分からないが、僕は、昔より無理をしなくなった気がする。2年前に一度体調を大きく崩したから、体に無理をさせたくないのか、心に無理をさせたくないのか。

それとも、仙台から所沢・東京に出てきて、初めての一人暮らしや、初めての場所で、必要以上に気を張って、必要以上のことをしていたのか。
大学学部時代の方が暗記もすぐ出来たし、徹夜したって、一日活動出来た。オールしたって次の日が怖くもなかった。

今より時間が会った性かもしれないけど、知識を得るために論文も沢山精読したし、今よりずっと本も読んでいた。

大学院に入ってから、流れるように時間が過ぎ去る中で、経験として様々なことをして経験値がたまって、一見力がついたような気もするけど、それは、あくまでポテンシャルを具現化したり、そのこつを体得しただけで、僕の中に持ちうるものそれ自体の幅や思考の精度は、それほど上がっていないのかもしれない。

何より、僕は、無理を出来なくなった。


それは、心の安定が足りないせいなのかもしれないけれども、また、昔の自分に立ち戻ってみても、良い頃なのかもしれない。